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とはう
ふりがな文庫
“とはう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
途方
88.9%
十方
5.6%
土芳
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
途方
(逆引き)
すると河の泥に隠れてゐた、
途方
(
とはう
)
もなく大きな
蛭
(
ひる
)
が、その頃はまだ短かつた、お前の先祖の鼻の先へ、吸ひついてしまつたのに違ひない。
動物園
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
とはう(途方)の例文をもっと
(16作品)
見る
十方
(逆引き)
心配の餘りまた
御部屋住
(
おへやずみ
)
の若旦那へ御咄し申すも
如何
(
いかゞ
)
とは存じたなれども
急場
(
きふば
)
の事にて
十方
(
とはう
)
に暮參りまして
何
(
ど
)
うにか
御工風
(
ごくふう
)
は御座りますまいかと
誠
(
まこと
)
しやかに
述
(
のぶ
)
るにぞ世間知らずの千太郎聞くより大いに
仰天
(
ぎやうてん
)
し心の内は
狂氣
(
きやうき
)
のごとく
溜息
(
ためいき
)
つきつゝ居たりしが如何なしたら
能
(
よか
)
らんと
言
(
い
)
ふ
尾
(
を
)
に付て長庵は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
とはう(十方)の例文をもっと
(1作品)
見る
土芳
(逆引き)
土芳
(
とはう
)
云
(
いふ
)
、翁
曰
(
いはく
)
、学ぶ事は常にあり。席に臨んで文台と我と
間
(
かん
)
に
髪
(
はつ
)
を入れず。思ふこと
速
(
すみやか
)
に
云
(
いひ
)
出
(
いで
)
て、
爰
(
ここ
)
に
至
(
いたり
)
てまよふ念なし。文台引おろせば即
反故
(
ほご
)
なりときびしく示さるる
詞
(
ことば
)
もあり。
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
とはう(土芳)の例文をもっと
(1作品)
見る
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