“とうてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
到底94.1%
洞庭2.0%
冬亭1.0%
冬帝1.0%
東汀1.0%
登程1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第二にその神学の解釈にいたっては私の最疑義を有する所であります。ことにも摂理の解釈に至っては到底とうてい博士は信者とは云われませぬ。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
是水路このすゐろ日本道五百里ばかりなり。さてくだん標準みちしるべ洪水こうずゐにてや水に入りけん、○洞庭とうてい赤壁せきへき潯陽じんやう楊子やうしの海の如き四大江だいこう蕩漾周流たうやうしうりうして朽沈くちしづまず。
冬木とうぼくが縁の日向に坐って、懐手でぼんやりしているところへ、俳友の冬亭とうていがビールと葱をさげてきて、今日はツル鍋をやりますといった。
西林図 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
冬帝とうていづ日をなげかけてこまたけ
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
この神人の事を明らかにしておくことは沖縄の家族制度を了解する上にいたって必要なることでありますから、喜舎場朝賢きしゃばちょうけん翁の近著『東汀とうてい随筆』の一節を引用して御覧に入れましょう。
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
拙者儀今般政府へ尋問のかど有之これあり、明後十七日県下登程とうてい、陸軍少将桐野利秋、篠原国幹及び旧兵隊の者随行致候間、其台下通行の節は、兵隊整列指揮を可被受うけらるべく、此段及照会しょうかいにおよび候也。
田原坂合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)