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とて
ふりがな文庫
“とて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
迚
94.9%
到底
5.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迚
(逆引き)
「予定は無論
整然
(
ちゃん
)
と拵えて置いて戴かなければなりませんが、あなたは
迚
(
とて
)
も几帳面にお手紙を下さるような方じゃありませんからね」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
受け御
手當金
(
てあてきん
)
百兩と
御墨附
(
おすみつき
)
御短刀まで
後
(
のち
)
の
證據
(
しようこ
)
に
迚
(
とて
)
下されしこと
逐
(
ちく
)
一
物語
(
ものがた
)
ればお三
婆
(
ばゝ
)
は大いに
悦
(
よろこ
)
び其後は
只管
(
ひたすら
)
男子の
誕生
(
たんじやう
)
あらんことを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
とて(迚)の例文をもっと
(50作品+)
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到底
(逆引き)
お前は
到底
(
とて
)
も此樣な
纎弱
(
デリケート
)
なものには適しないといはれたことがあるが、何うしても其の人の人格は隱す譯にはゆかぬ。
彫刻家の見たる美人
(旧字旧仮名)
/
荻原守衛
(著)
己
(
おれ
)
は無学で働きがないから、
己
(
おれ
)
の手では
到底
(
とて
)
も返せない。何とかしてお前の手で償却の道を
立
(
たて
)
て呉れ。之を償却せん時には、先祖の遺産を人手に渡さねばならぬ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
とて(到底)の例文をもっと
(12作品)
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検索の候補
たうてい
つまり
てんで
とうてい
とても
どうせ
とつて