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『彫刻家の見たる美人』
ふりがな文庫
『
彫刻家の見たる美人
(
ちょうこくかのみたるびじん
)
』
美人彫刻家として有名なのはまづ佛蘭西の、ゼロームを推さねばなるまいが、其彫刻は矢張り端麗とか、優美とかに重きを置いたクラシカルのもので、美人を其まゝ美人として現はしたものは希臘の昔に溯らねばならぬ。希臘には雄壯なることアポロのやうなものもあ …
著者
荻原守衛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
如
(
や
)
出來
(
でか
)
到底
(
とて
)
接吻
(
キス
)
強
(
あなが
)
彼
(
あ
)
神祕
(
ミステリー・オブ・スプリング
)
纎弱
(
デリケート
)
可笑
(
をか
)
名打
(
なうて
)