トップ
>
名打
ふりがな文庫
“名打”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なう
50.0%
なうて
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なう
(逆引き)
「そうですね。それがようございますよ。若旦那——これからお屋敷へ上ったって、脇坂様は
名打
(
なう
)
てのけちん坊だ。お茶いっぱい飲ましてくれないにきまってますからね」
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
寝乱れ姿のしどけなく顔蒼ざめた様子も、
名打
(
なう
)
ての
美形
(
びけい
)
だけあって物凄いくらい。死んだ主人とは三十近くも齢が違うわりに、未だかつて浮いた沙汰などついぞ世間に流れたことはなかった。
釘抜藤吉捕物覚書:03 三つの足跡
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
名打(なう)の例文をもっと
(2作品)
見る
なうて
(逆引き)
ヤッサモッサ
捏返
(
こねかえ
)
している所へ
生憎
(
あやにく
)
な来客、しかも
名打
(
なうて
)
の
長尻
(
ながっちり
)
で、アノ
只今
(
ただいま
)
から団子坂へ参ろうと存じて、という言葉にまで
力瘤
(
ちからこぶ
)
を入れて見ても、まや薬ほども
利
(
き
)
かず
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
觀音樣といひ辨天樣といひ、ヴィナスといひ、それが
名打
(
なうて
)
な傑作であるといふ以上には、必ず曲線や、慈愛に富んでる微笑が、如何にも生き/\して命あるものであらねばならぬ。
彫刻家の見たる美人
(旧字旧仮名)
/
荻原守衛
(著)
名打(なうて)の例文をもっと
(2作品)
見る
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“名”で始まる語句
名
名残
名代
名告
名前
名誉
名人
名聞
名高
名題
“名打”のふりがなが多い著者
荻原守衛
二葉亭四迷
林不忘