“とても”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
到底89.3%
所詮7.1%
都伝摸3.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「岩穴の壁に沢山の字が書いてあるのです。おそらく字だろうと思うのですが、我々には到底とても読めないので……。」
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
かかる始末となって多勢たぜい取巻とりまかれては、到底とても本意ほんいを遂げることは覚束おぼつかない。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
こんな事ぢや所詮とても駄目だ。下女を一人傭はう、幸ひ先生から話がある。然うすりやお前達はお客さまになつて、三度々々あげ膳で喰はれる。
茗荷畠 (新字旧仮名) / 真山青果(著)
「お前達はその石塊いしころを片付けナ」と三吉は言付けて、「子供のうちから働きつけた者でなくちゃ駄目だね——所詮とてもこの調子じゃ、俺も百姓には成れそうも無いナ」
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
〈婦女の身三種大過、何ら三と為す、いわゆる婦女の戸門寛大なる、両乳汁流るる、これ三種と名づく〉(『正法念処経』四五)、されば「都伝摸とても年増夷辺伐いえば様」その広夷ひろいに飽き果て散播都天門さわっても呉弩くれぬかこちて自害した。