“しよせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シヨセン
語句割合
所詮96.7%
糈銭3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されど全く身に覚えなき事なれば大いに仰天つかまつり、さま/″\に歎き悲しみけれども更にお聴入なく、今は所詮しよせん逃れぬところと覚悟を極め候が
ふかかくし是までつゝがなくおきしはまつたく我が恩なり因て我に從ひ申すべし所詮しよせん喜八が命はたすからぬなりと云ひければお梅は大いに驚きしが是は粂之進我を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「陽和新布令。懶性掃柴門。梅傍辛盤発。鳥求喬木飛。樽猶余臘酒。禄足製春衣。賀客来無迎。姓名題簿帰。」伊沢氏は俸銭糈銭しよせんを併せたところで、手一ぱいのくらしであつただらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)