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てんちうをしやう
ふりがな文庫
“てんちうをしやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
天忠和尚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天忠和尚
(逆引き)
此
(
この
)
時上段の
簾
(
みす
)
の前には
赤川大膳
(
あかがはだいぜん
)
藤井左京
(
ふぢゐさきやう
)
の兩人
繼上下
(
つぎかみしも
)
にて左右に居並び常樂院
天忠和尚
(
てんちうをしやう
)
が
披露
(
ひろう
)
につれ大膳が簾を
卷
(
まけ
)
ば
雲間縁
(
うんけんべり
)
の
疊
(
でふ
)
の上に
錦
(
にしき
)
の
褥
(
しとね
)
を
敷
(
しき
)
天一坊安座し身には
法衣
(
ころも
)
を着し
中啓
(
ちうけい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
差掛
(
さしかけ
)
させ
沓
(
くつ
)
しと/\と
踏鳴
(
ふみなら
)
し靜々とぞ
歩行
(
あゆみ
)
ける
附從
(
つきした
)
がふ
小姓
(
こしやう
)
の面々には
麻上下
(
あさがみしも
)
の
股立
(
もゝだち
)
を取て左右を
守護
(
しゆご
)
しける
引續
(
ひきつゞ
)
いて常樂院
天忠和尚
(
てんちうをしやう
)
は
紫
(
むらさき
)
の衣に白地の
袈裟
(
けさ
)
を掛け
殊勝
(
しゆしよう
)
げに手に
念珠
(
ねんじゆ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
懸
(
かけ
)
銀拵
(
ぎんごしら
)
への
茶辨當
(
ちやべんたう
)
合羽籠
(
かつぱかご
)
兩掛
(
りやうがけ
)
三
箇
(
こ
)
跡
(
あと
)
より
徒士
(
かち
)
四人
朱網代
(
しゆあじろ
)
の
駕籠侍
(
かござふら
)
ひ四人
打物
(
うちもの
)
を持せ常樂院
天忠和尚
(
てんちうをしやう
)
引續
(
ひきつゞ
)
いて
同
(
おな
)
じ
供立
(
ともたて
)
にて
黒叩
(
くろたゝ
)
き十文字の
鎗
(
やり
)
を持せしは
山内伊賀亮
(
やまのうちいがのすけ
)
なり其次にも同じ供立に
鳥毛
(
とりげ
)
の
鎗
(
やり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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