“てうづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手水65.0%
手洗30.0%
淨水5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いよい明日あす手術しゆじゆつといふは、みんな寝静ねしづまつてから、しく/\のやうにいてるのを、手水てうづきたむすめつけてあまりの不便ふびんさにいててやつた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「一晩繪圖面の番をした棟梁でも、朝になれば手洗てうづも使ひ、飯も食ふだらう。その間神棚の下に居たのは誰だ」
し出たるのち淨水てうづこまをりから斯々かく/\の娘を見染ぬ世に二個となき美人なればそゞろに戀しく思ひつゝ此美婦人このびふじんくらぶれば櫻もいかで物かはと花見を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)