“だいひょうしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
代表者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豊臣家とよとみけ代表者だいひょうしゃとして、御岳みたけの兵法大講会に参加さんかするめいがくだって、可児、井上、真田の三大坂表おおさかおもて発足ほっそくしたのは、その翌々日よくよくじつのことだった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いちばん投票数とうひょうすうの多い人が代表者だいひょうしゃ、そのつぎの人が代表候補者だいひょうこうほしゃ——つまり代表だいひょうに急にさしつかえがおこったとき、その人にかわってあいさつをする
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
こちらの世界せかいをたった一つの、無差別むさべつ世界せかいかんがえることは大変たいへん間違まちがいで、たとえば邇々藝命様ににぎのみことさまかれましても、一ばんおく神界しんかいてお指図さしずあそばされるだけで、その御命令ごめいれいはそれぞれの世界せかい代表者だいひょうしゃ
かれをやぶってかれの毒手どくしゅ同志どうしのひとりをわたさなければ、それでいい。つまりここで徳川家とくがわけ代表者だいひょうしゃとあらそうのはその方便ほうべんでしかないわけだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さて、本校では例年れいねんのとおり、六年級の男女から、それぞれ一名の代表者だいひょうしゃをえらんで、全校の男子、女子にかわって、式場しきじょうで新年のあいさつをのべさせることにきまりました。
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)