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だいと
ふりがな文庫
“だいと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大都
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大都
(逆引き)
その
前夜
(
ぜんや
)
のあの
暴風雨
(
ばうふうう
)
をわすれたやうに、
朝
(
あさ
)
から
晴
(
は
)
れ/″\とした、お
天氣模樣
(
てんきもやう
)
で、
辻
(
つじ
)
へ
立
(
た
)
つて
日
(
ひ
)
を
禮
(
れい
)
したほどである。おそろしき
大地震
(
おほぢしん
)
、
大火
(
たいくわ
)
の
爲
(
ため
)
に、
大都
(
だいと
)
は
半
(
なかば
)
、
阿鼻焦土
(
あびせうど
)
となんぬ。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
もう、
其處等
(
そこら
)
に
如才
(
じよさい
)
はござりません、とお
手代
(
てだい
)
。こゝで
荷鞍
(
にぐら
)
へ、
銀袋
(
ぎんたい
)
と
人參
(
にんじん
)
の
大包
(
おほづつみ
)
を
振分
(
ふりわ
)
けに、
少年
(
せうねん
)
がゆたりと
乘
(
の
)
り、
手代
(
てだい
)
は、
裾短
(
すそみじか
)
な
羽織
(
はおり
)
の
紐
(
ひも
)
をしやんと
構
(
かま
)
へて、
空高
(
そらたか
)
き
長安
(
ちやうあん
)
の
大都
(
だいと
)
を
行
(
ゆ
)
く。
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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(5作品)
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