“天氣模樣”の読み方と例文
新字:天気模様
読み方割合
てんきもやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そりや、だれだつてつてまさ、わつしたゞきふ天氣模樣てんきもやうかはつて、かぜでもきやしまいかと、それをおまをすんでさあ。」
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
その前夜ぜんやのあの暴風雨ばうふううをわすれたやうに、あさかられ/″\とした、お天氣模樣てんきもやうで、つじつてれいしたほどである。おそろしき大地震おほぢしん大火たいくわために、大都だいとなかば阿鼻焦土あびせうどとなんぬ。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)