“そのむね”の漢字の書き方と例文
語句割合
其旨100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先年某濱奉行勤役中きんやくちうにて笈摺おひづるかさ衣類は缺所藏けつしよぐらの二階のすみへ上置候へば當時たうじの濱奉行淺山あさやまごん九郎へ申談じ差上申べしと其旨そのむね濱奉行へ申達しんだつし右の品々を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かしこまりて何某なにがしより、鳥籠とりかごたか七尺しちしやくなが二尺にしやくはゞ六尺ろくしやくつくりて、溜塗ためぬりになし、金具かなぐゑ、立派りつぱ仕上しあぐるやう作事奉行さくじぶぎやう申渡まをしわたせば、奉行ぶぎやう其旨そのむねうけたまはりて、早速さつそく城下じやうかより細工人さいくにん上手じやうずなるを召出めしいだし
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)