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せんかうたて
ふりがな文庫
“せんかうたて”の漢字の書き方と例文
語句
割合
線香立
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
線香立
(逆引き)
中央
(
ちうあう
)
に
青竹
(
あをだけ
)
の
線香立
(
せんかうたて
)
が
杙
(
くひ
)
のやうに
立
(
た
)
てられて、
石碑
(
せきひ
)
の
前
(
まへ
)
には
一
(
ひと
)
つづゝ
青竹
(
あをだけ
)
の
簀
(
す
)
の
子
(
こ
)
のやうな
小
(
ちひ
)
さな
棚
(
たな
)
が
作
(
つく
)
られた。
卯平
(
うへい
)
も
墓薙
(
はかなぎ
)
の
群
(
むれ
)
に
加
(
くは
)
はつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
村落
(
むら
)
の
者
(
もの
)
が
去
(
さ
)
つた
後
(
あと
)
には
小
(
ちひ
)
さな
青竹
(
あをだけ
)
の
線香立
(
せんかうたて
)
からそこらの
石碑
(
せきひ
)
の
前
(
まへ
)
からぢり/\と
身
(
み
)
を
燒
(
や
)
いて
行
(
ゆ
)
く
火
(
ひ
)
に
苦
(
くるし
)
んで
悶
(
もだ
)
えるやうに
煙
(
けぶり
)
はうねりながら
立
(
た
)
ち
騰
(
のぼ
)
つて
寂寥
(
せきれう
)
たる
黄昏
(
たそがれ
)
の
光
(
ひかり
)
の
中
(
なか
)
に
彷徨
(
さまよ
)
うた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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