“せいざん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:セイザン
語句割合
西山58.3%
青山33.3%
生残4.2%
静山4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
非常ひじやう甘味うま菓子くわし舌皷したつゞみちつゝ、や十五ふんすぎたとおもころ時計とけい午後ごご六時ろくじほうじて、日永ひながの五ぐわつそらも、夕陽ゆふひ西山せいざんうすつくやうになつた。
孤身飄然ひょうぜん、異郷にあって更に孤客となるのうらみなく、到る処の青山せいざんこれ墳墓地ふんぼのちともいいたいほど意気すこぶる豪なるところがあったが今その十年の昔と
滅亡の日の当時の生残せいざんイネ人の間に、その後生れ出でた子供たちは、大きいところでは、もう三十一歳になっている。
二、〇〇〇年戦争 (新字新仮名) / 海野十三(著)
君も知ってるだろう、山岡は静山せいざんといって、日本一の槍の名人さ——とにかく飛騨の高山は、昔、悪源太義平、加藤光正、上総介かずさのすけ忠輝といったような毛色の変った大物が出ているよ。
大菩薩峠:30 畜生谷の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)