“じんせいくわん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人世觀50.0%
人生觀50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうしてその人世觀じんせいくわんくちべるもの、あたまくものでは駄目だめであつた。こゝろ實質じつしつふとくなるものでなくては駄目だめであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
其時そのときかれひとことかんがへる餘裕よゆううしなつて、こと/″\自己じこ本位ほんゐになつてゐた。今迄いままで忍耐にんたいわたつてた。これからは積極的せききよくてき人世觀じんせいくわんつくへなければならなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
したがつてその思想しさう人生觀じんせいくわんの凡てを愛を以て裏づけて行かうとする氏の作家さくかとしての今後こんごは、どんな轉換てんくわんを見せて行くかも知れませんが、その理智の人としての弱點じやくてんからかもされて來る何物かは
三作家に就ての感想 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)