“じんしゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人主25.0%
神呪25.0%
人種25.0%
人首25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ね、ご覧」と儒者風の人物、「五帝座の中心黄帝星こうていせいが、幸臣星こうしんせいのために犯されようとしている。『黄帝坐して明きらかならざれば、すなわち人主じんしゅ勢いを奪わる』 ...
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「殿!」と道人は慰めるように、「そうでなくとも人主じんしゅというものは、寂しいものでございます」
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「故に知る。般若波羅蜜多はんにゃはらみたは、是れ大神呪じんしゅなり。是れ大明呪みょうしゅなり。是れ無上呪むじょうしゅなり。是れ無等等呪むとうどうしゅなり。く一切の苦を除く、真実にしてむなしからず」
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
「是れ大神呪じんしゅ、是れ大明呪みょうしゅ、是れ無上呪むじょうしゅ、是れ無等等呪むとうどうしゅ」といって、四種の「呪」がげてありますが、要するに、これは般若波羅蜜多はんにゃはらみたは、最もすぐれた仏の真言だ、ということをいったものです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
人種じんしゅこそちがっているけれど、けっしてこのしまひとは、わるいひとたちでないとわかると、三にんはやっと安心あんしんをして、しまなかをぐるぐるとあるきはじめたのです。
南方物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けふのとまりのことを知りて出迎へし「リフレエ」着たる下部しもべに引かれて、白石はくせききざはしのぼりゆくとき、園の木立をもるるゆふ日あけごとく赤く、階の両側ふたがわうずくまりたる人首じんしゅ獅身ししんの「スフィンクス」を照したり。
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)