“神呪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じんしゅ50.0%
しんじゅ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「故に知る。般若波羅蜜多はんにゃはらみたは、是れ大神呪じんしゅなり。是れ大明呪みょうしゅなり。是れ無上呪むじょうしゅなり。是れ無等等呪むとうどうしゅなり。く一切の苦を除く、真実にしてむなしからず」
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
「是れ大神呪じんしゅ、是れ大明呪みょうしゅ、是れ無上呪むじょうしゅ、是れ無等等呪むとうどうしゅ」といって、四種の「呪」がげてありますが、要するに、これは般若波羅蜜多はんにゃはらみたは、最もすぐれた仏の真言だ、ということをいったものです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
湖水の西のふちには九つの頭を有する悪龍が棲んでいて、土地の少女を其の生贄いけにえとして取りくらっていたが、満巻上人の神呪しんじゅによってさすがの悪龍も永く蟄伏ちっぷく
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)