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蟄伏
ふりがな文庫
“蟄伏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちっぷく
82.6%
ちつぷく
17.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちっぷく
(逆引き)
未開地の東国武者と頼朝の
蟄伏
(
ちっぷく
)
時代。——鞍馬脱出の牛若の放浪期。——諸国の反平家機運による騒乱の頻発と京師物騒の暗黒前夜期。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
別に
主取
(
しゅうど
)
りもせず従来の本領に
蟄伏
(
ちっぷく
)
している武士の数が、やはり浪人の数くらい、事によるとそれよりも多くあったのである。
名字の話
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
蟄伏(ちっぷく)の例文をもっと
(19作品)
見る
ちつぷく
(逆引き)
これを妻に持ちて山梨の東郡に
蟄伏
(
ちつぷく
)
する身かと思へば人のうらやむ
造酒家
(
つくりざかや
)
の大身上は物のかずならず、よしや家督をうけつぎてからが親類縁者の干渉きびしければ
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
将門は猨島
郡
(
ぐん
)
の葦津江、今の蘆谷といふところに
蟄伏
(
ちつぷく
)
したが、猶危険が身に
逼
(
せま
)
るので、妻子を船に乗せて
広河
(
ひろかは
)
の江に
泛
(
うか
)
べ、おのれは要害のよい陸閉といふところに籠つた。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
蟄伏(ちつぷく)の例文をもっと
(4作品)
見る
蟄
漢検1級
部首:⾍
17画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“蟄伏”で始まる語句
蟄伏期
検索の候補
蟄伏期
“蟄伏”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
ヴィクトル・ユゴー
金史良
樋口一葉
吉川英治
蒲原有明
林不忘
福沢諭吉
長谷川時雨
柳田国男