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蟄伏
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ちつぷく
ふりがな文庫
“
蟄伏
(
ちつぷく
)” の例文
これを妻に持ちて山梨の東郡に
蟄伏
(
ちつぷく
)
する身かと思へば人のうらやむ
造酒家
(
つくりざかや
)
の大身上は物のかずならず、よしや家督をうけつぎてからが親類縁者の干渉きびしければ
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
将門は猨島
郡
(
ぐん
)
の葦津江、今の蘆谷といふところに
蟄伏
(
ちつぷく
)
したが、猶危険が身に
逼
(
せま
)
るので、妻子を船に乗せて
広河
(
ひろかは
)
の江に
泛
(
うか
)
べ、おのれは要害のよい陸閉といふところに籠つた。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
これを
妻
(
つま
)
に
持
(
も
)
ちて
山梨
(
やまなし
)
の
東郡
(
ひがしごほり
)
に
蟄伏
(
ちつぷく
)
する
身
(
み
)
かと
思
(
おも
)
へば
人
(
ひと
)
のうらやむ
造酒家
(
つくりざかや
)
の
大身上
(
おほしんしよう
)
は
物
(
もの
)
のかずならず、よしや
家督
(
かとく
)
をうけつぎてからが
親類縁者
(
しんるいえんじや
)
の
干渉
(
かんしよう
)
きびしければ
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
これを妻に持ちて山梨の
東郡
(
ひがしごほり
)
に
蟄伏
(
ちつぷく
)
する身かと思へば人のうらやむ
造酒家
(
つくりざかや
)
の
大身上
(
おほしんしよう
)
は物のかずならず、よしや家督をうけつぎてからが親類縁者の干渉きびしければ
ゆく雲
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
蟄
漢検1級
部首:⾍
17画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“蟄伏”で始まる語句
蟄伏期