“蟄伏期”の読み方と例文
読み方割合
ちっぷくき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近来出遇であわなかったひどい寒さもやわらぎはじめたので、兄の蟄伏期ちっぷくきも長いことなく終わるだろう。しかし今年の冬はたんと健康を痛めないで結構だった。
片信 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
戦後、久しい蟄伏期ちっぷくきを脱し、俄然、その鋭角を政治面に現わして来たものです。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)