“ひとだね”の漢字の書き方と例文
語句割合
人種100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「西郷、なまじなことをしては、当家に、人種ひとだねが無くなるぞ」
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
おうおうと声をかけ合ってわずかにまだ人種ひとだねの世にきぬのを知るばかり、八日を八百年と雨の中にこもると九日目の真夜中から大風が吹出してその風の勢ここがとうげというところでたちまち泥海どろうみ
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)