“じょうい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
攘夷68.6%
譲位11.4%
浄衣8.6%
常居2.9%
上位2.9%
上意2.9%
情意2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これほど攘夷じょういの声も険しくなって来ている。どうして飯田の商人がくれた横浜土産の一つでも、うっかり家の外へは持ち出せなかった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
千三百九十九年国民が三十三カ条の非を挙げてリチャード二世に譲位じょういをせまったのはこの塔中である。僧侶、貴族、武士、法士の前に立って彼が天下に向って譲位を宣告したのはこの塔中である。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
呂範は君前をさがるとすぐ浄衣じょういに着かえて祭壇のある一房へ籠った。伏犠神農ふっきしんのうの霊にいのり、ひれ伏すこと一刻、占うこと三度みたび地水師ちすいしを得た。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
八二 これは田尻丸吉という人が自らいたることなり。少年の頃ある夜常居じょういより立ちて便所に行かんとして茶の間に入りしに、座敷ざしきとの境に人立てり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
常居じょういに帰りて人々に話し、行灯あんどんを持ち行きて見たれば、すでに何ものもあらざりき。この人は近代的の人にて怜悧れいりなる人なり。また虚言をなす人にもあらず。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「出るのは七人だが、勝負はこの三人だと思う、そこもとたち三人は上位じょういまでゆく、ことによると勝ち抜くかもしれない。いや、おそらく一人は勝ち抜くだろうと信じている」
花も刀も (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
情意じょうい投合なら仕方あるまい。心当りがあるのかい?」
善根鈍根 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)