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じやうゐ
ふりがな文庫
“じやうゐ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
常居
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
常居
(逆引き)
少年の頃ある夜
常居
(
じやうゐ
)
より立ちて便所に行かんとして茶の間に入りしに、座敷との境に人立てり。
幽
(
かす
)
かに茫としてはあれど、衣類の
縞
(
しま
)
も眼鼻もよく見え、髪をば垂れたり。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
何の書物をも見ず、頼みに来たる人と世間話をなし、その中にふと立ちて
常居
(
じやうゐ
)
の中をあちこちとあるき出すと思ふほどに、その人の顔は少しも見ずして心に浮かびたることをいふなり。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
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