“じゅうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
十四28.6%
従士14.3%
従姉14.3%
拾肆14.3%
獣脂14.3%
重視14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一晩に十四じゅうし回もあることなのです。
月夜のでんしんばしら (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
光圀は折ふし那珂なか夤賓閣いんひんかくにいたので、庭の砂上に縄付なわつきを曳かせ、自身刀を取って、長作のうしろへ迫ったが、ふと、従士じゅうし中村新八なかむらしんぱちをふり向いて
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
郡主は燕王の従姉じゅうしなり。燕王かずして曰く、皇考の分ちたまえるわがかつ保つあたわざらんとせり、何ぞ更に地をくを望まん、たゞ奸臣かんしんを得るの後、孝陵こうりょうえっせんと。六月、燕師浦子口ほしこうに至る。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
乱軍の中に気を失った李陵りりょう獣脂じゅうしとも獣糞じゅうふんいた単于ぜんう帳房ちょうぼうの中で目を覚ましたとき、咄嗟とっさに彼は心を決めた。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
でも、会議が進むにつれ、みじかい少女服を着た娘の発言は重視じゅうしされ、そして彼女はだんだん山形警部としてのあつかいをうけるようになった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)