“じやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
邪魔97.7%
地山2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このくらゐしづかに物事ものごとるのがほふだとかつた。くちかず、おとてないのは、かんがへの邪魔じやまになると精神せいしんからださうであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
取たることまで逐一ちくいち訴へ呉ん邪魔じやませずと其所そこひらいて通しをれとのゝしるを段右衞門はいかおのいかして置ば我が身の仇なり覺悟をせよと切付るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
丘の頂辺てっぺんの平地のぐるりには一圓に土塀どべいめぐらしてあり、それに接して直ぐに切っ立ったような急な石崖があり、石崖から下の斜面は地山じやまのまゝに捨てゝあって、草がぼう/\と伸びていたり