“しんゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
親友58.3%
神有16.7%
深憂8.3%
眞勇8.3%
辛酉8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先生の親友しんゆう高橋順益たかはしじゅんえきという医師いしあり。いたっ莫逆ばくげきにして管鮑かんぽうただならず。いつも二人あいともないて予が家に来り、たがいあい調謔ちょうぎゃくして旁人ぼうじんを笑わしめたり。
或る日滝道たきみちの終点で落ち合い、神有しんゆう電車で有馬へ行って、御所の坊の二階座敷で半日ばかり遊んで暮らしたことがあったが、涼しい渓川たにがわの音を聞きながら
猫と庄造と二人のおんな (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
それはまた直ちに、主君秀吉の直面している現状の容易ならない立場が、思いやらるる深憂しんゆうともなった。——
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曰ふ、しやうはたるは、氣盛なる者之を能くす、而かも眞勇しんゆうに非ざるなり。孤城こじやうえんなきに守り、せん主を衆そむくにたもつ、律義者りちぎものに非ざれば能はず、故に眞勇は必ず律義者りちぎものに出づと。
辛酉しんゆう甲子こうしとしには、年号をかえる旧例があり、それにならったものである。