“しんぽ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
進歩72.7%
新保18.2%
津浦4.5%
新蒲4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分じぶん大学だいがくにいた時分じぶんは、医学いがくもやはり、錬金術れんきんじゅつや、形而上学けいじじょうがくなどとおな運命うんめいいたるものとおもうていたが、じつおどろ進歩しんぽである。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
新堅町しんたてまち犀川さいがはきしにあり。こゝにめづらしきまちに、大衆免だいじめ新保しんぽかきばたけ油車あぶらぐるま目細めぼその小路せうぢ四這坂よつばひざか
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「こゝは、津浦しんぽ線の界首かいしゅ駅から真一文字だ。まず、こゝへ、南軍が、全力をあげて殺到して来るものと見なければならん。」
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
幹太郎が青島チンタオまで出むいて行かなけりゃならなかった。彼はすゞの身を案じた。ここは、膠済鉄路が青島から西に向ってのび、津浦しんぽ線と相合して三叉路を形作っている。その要衝に陣取っていた。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
新蒲しんぽ 細柳さいりゅう 年々緑に
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)