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しどうしゃ
これから
俺の
申すところをきいて、十
分に
修行を
積まねばならぬ。
俺は
産土の
神から
遣わされた
汝の
指導者である、と
申しきかされた。
その
日の
問答は
大体斯んなところで
終りましたが、
斯うした
一人のやさしい
指導者が
見つかったことは、
私にとりて、どれ
丈の
心強さであったか
知れませぬ。
次に
当然問題になるのは
小櫻姫とT
女との
関係でありますが、
小櫻姫の
告ぐる
所によれば
彼女はT
女の
守護霊、
言わばその
霊的指導者で、
両者の
間柄は
切っても
切れぬ