“さんにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サンニン
語句割合
三人96.9%
三個3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と時代にゆるめていひ「一人ひとりならず二人ふたり三人さんにん首綱くびづな」にて右手を頸へやり「のかからぬ内、早く金を出しやあがれ」にて肘をつき離し、体を起して左へねじ
大島小學校おほしませうがくかうたものが、いま東京とうきやう三人さんにんます。これがぼく同窓どうさうです。此三人このさんにんあつまるくわい僕等ぼくら同窓會どうさうくわいです。其一人そのひとり三田みた卒業そつげふしていま郵船會社いうせんぐわいしやます。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
一人は、今は小使を志願しても間に合わない、慢性の政治狂と、三個さんにんを、紳士、旦那、博士に仕立てて、さくら、というものに使って、鴨をはいいで、骨までたたこうという企謀たくらみです。
木の子説法 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)