“みたり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミタリ
語句割合
三人88.5%
三個5.8%
三者3.8%
三箇1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
望みをばこの高き處に響き渡らすべし、汝知る、イエスが、己をいとよく三人みたりに顯はし給ひし毎に、汝のこれをかたどれるを。 三一—三三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
幸にして大坂の事ありてより消息絶えて久しき蒼海も、獄を出でゝ近里にめば、書を飛ばして三個みたり同遊せんことをすゝむるに、来月まで待つべしとの来書なり。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
我等汝を導いて彼の目のほとりに到らむ、されどそのうちなる悦びの光を見んため、物を見ること尚深き彼處かしこ三者みたり汝の目をば強くせむ。 一〇九—一一一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
おもむろに庭樹をながめて奇句を吐かんとするものは此家の老畸人、剣をなでし時事をうれふるものは蒼海、天を仰ぎ流星を数ふるものは我れ、この三箇みたり一室に同臥同起して、玉兎ぎよくと幾度いくたび
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)