“さんが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山河82.4%
三ヶ5.9%
三箇5.9%
参賀5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さら彼女かのじょはその生涯しょうがいもっと重要じゅうようなる時期じき、十七さいから三十三さいまでを三浦半島みうらはんとうらし、四百ねんぜん彼女かのじょ守護霊しゅごれいしたしめる山河さんが自分じぶんしたしんだのでありました。
老朽おいくちて行くその身とは反対に、年と共にかえって若く華やかになり行くその名声をば、さしもに広い大江戸は愚か三ヶさんがの隅々にまで喧伝けんでんせしめた一代の名著も
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
三箇さんがの伯耆殿、池田丹後殿、三木半太夫など七十三人の武士を教化したのであったか、或は前記のシカイ殿が飯盛城に帰ってキリスト教を宣伝し
鎖国:日本の悲劇 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
と、新朝廷の大内へ参賀さんがにつどう人々の春めきようを写している。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)