“さきが”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サキガ
語句割合
54.5%
先駆36.4%
先駈9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
横浜根岸は無論さきがけ、これは別として東京では九段の招魂社が皮切り、明治の初年から二十年頃が最後、現に二十四年大村卿銅像のできる前まで、その周囲に馬場のらちが残っていた。
明治世相百話 (新字新仮名) / 山本笑月(著)
「——先駆さきがけてしゃ二無二、天王山にお味方の旗を立てた者こそ平野の一番首よりも、戦功第一のほまれたらん」
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さてはじめにいたやうにはじめて麻雀牌マアジヤンパイて、その牌音パイおといたといふだけなら、ぼく近頃ちかごろ麻雀隆盛マアジヤンりうせいにいさゝか先駈さきがけするものだつたが、はじめてパイれたのは大正たいしやう十四ねんあき
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)