“ごんごどうだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
言語道断75.9%
言語同断20.7%
言語同斷3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、貴様に違いない、お膝元に住居すまい致し、永らく徳川家の御恩をこうむりながら、公儀に対して悪口あっこうを申すとは言語道断ごんごどうだんな奴」
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一国の代議士と言われる人で平生へいぜいさかんに立憲論を唱えながら家にあっては酒道楽にふけり女道楽にすさ言語同断ごんごどうだん乱暴狼藉らんぼうろうぜき朝から晩まで我が家庭に対して非立憲の行為を
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
證據にと目にかどたつれば惣内ひざ立直たてなほし名主役の惣内を盜人などとは言語同斷ごんごどうだんなり九助品に依りすぢに因ては了簡れうけん成難なりがたしと聞皆々みな/\四方より九助を取まきたり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
きゝもつてほかに驚きにくせがれ行状ふるまひ言語同斷ごんごどうだんなりとて直樣すぐさま出府しゆつぷなし吉之助を呼びて着類きるゐ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)