“ごだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御代50.0%
五代30.0%
五臺10.0%
後醍10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
匿ひ置ぞ眞直まつすぐに申立よと言ければ七右衞門少もくつする面色なく御意ぎよいの如く私し四人共匿ひ置候に相違さうゐ御座なく候もつとも此儀は私し事先嘉川平助樣御代ごだい格別かくべつ御厚恩ごこうおんに相成候間今度このたび御世話申候
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
五代ごだいの頃、大梁たいりょう王彦章おうげんしょうは、日影のまだうつろわぬうちに、とうの将三十六人を、矢つぎ早に射て仆したというが、張清のつぶては、王彦章には及ばぬまでも、たしかに当代の神技
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
五月十三日ごぐわつじふさんにち午後ごごである。こゝろざした飯坂いひざか温泉をんせんくのに、汽車きしや伊達驛だてえきりて、すぐにくるまをたよると、三臺さんだい四臺よだい、さあ五臺ごだいまではなかつたかもれない。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それは墨で消されてはありましたが大和の国の“極楽寺縁起”の一巻です。それは後醍ごだいご帝の御しん筆の御歌があり、詞は花山院大納言師賢かざんいんだいなごんもろかたです。
(新字新仮名) / 楠田匡介(著)