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御代
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ごだい
ふりがな文庫
“
御代
(
ごだい
)” の例文
といって、だれを一天の
至尊
(
しそん
)
と仰ぐか。ともあれ
宋朝
(
そうちょう
)
の
御代
(
ごだい
)
はこんにちまで連綿と数世紀この国の文明を開拓してきた。その力はじつに大きい。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
匿ひ置ぞ
眞直
(
まつすぐ
)
に申立よと言ければ七右衞門少も
屈
(
くつ
)
する面色なく
御意
(
ぎよい
)
の如く私し
儀
(
ぎ
)
四人共匿ひ置候に
相違
(
さうゐ
)
御座なく候
尤
(
もつと
)
も此儀は私し事先嘉川平助樣
御代
(
ごだい
)
格別
(
かくべつ
)
の
御厚恩
(
ごこうおん
)
に相成候間
今度
(
このたび
)
御世話申候
儀
(
ぎ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「生白い若公卿ずれの才覚などに、なじか北条殿の
御代
(
ごだい
)
が揺ぎでもしようかい。そんな
謀
(
たく
)
みに、わが聟までが加担とは沙汰の限りよ。馬鹿者めが、天魔にでも
魅
(
み
)
入られたか」
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「この将軍の
御代
(
ごだい
)
に会って、わしらは初めて人なみになったのじゃ。目あきに馬鹿にされずともよく、目あきとひとしく職を持ってりっぱに生きて行ける者となったのじゃ」
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「じつ申せば、日は
経
(
へ
)
ても、いっこう御本復のていは見えぬ。……また、ここだけの秘語でおざるが、どうも今度は、たとえお
床上
(
とこあ
)
げの後も、執権ノ座に御在職はいかがといわれ、内々、
御代
(
ごだい
)
がわりの議すら起っておる」
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「では、いよいよ将軍家
御代
(
ごだい
)
がわりか」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“御代”で始まる語句
御代田
御代官
御代替
御代々々
御代々
御代参
御代始
御代雀
御代前後
御代御代