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このぢしん
ふりがな文庫
“このぢしん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
此地震
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此地震
(逆引き)
此地震
(
このぢしん
)
の
初期微動繼續時間
(
しよきびどうけいぞくじかん
)
は
七八秒程
(
しちはちびようほど
)
あつたように
思
(
おも
)
はれる。
各先生
(
かくせんせい
)
共
(
とも
)
に
地震
(
ぢしん
)
を
感得
(
かんとく
)
せられるや
否
(
いな
)
や、
本能的
(
ほんのうてき
)
に
外
(
そと
)
に
飛
(
と
)
び
出
(
だ
)
されたが、はつと
氣
(
き
)
が
付
(
つ
)
いてみると
老母
(
ろうぼ
)
が
屋内
(
おくない
)
に
取
(
と
)
り
殘
(
のこ
)
されてあつた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
此地震
(
このぢしん
)
の
場合
(
ばあひ
)
に
於
(
おい
)
て、
大地
(
だいち
)
の
開閉
(
かいへい
)
を
起
(
おこ
)
した
所
(
ところ
)
は、リスボンの
對岸
(
たいがん
)
、アフリカのモロッコ
國
(
こく
)
の
首府
(
しゆふ
)
モロッコから
三里
(
さんり
)
ほど
離
(
はな
)
れた
一部落
(
いちぶらく
)
であつて、そこにはベスンバ
種族
(
しゆぞく
)
と
呼
(
よ
)
ばれる
土民
(
どみん
)
が
住
(
す
)
まつてゐた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
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