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こそこそ
ふりがな文庫
“こそこそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
狐鼠狐鼠
50.0%
狐鼠々々
28.6%
密々
7.1%
孤鼠孤鼠
7.1%
窃々
7.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狐鼠狐鼠
(逆引き)
従って三五屋という名前は大阪では
一廉
(
ひとかど
)
の
大商人
(
おおあきんど
)
で通っていたが、長崎では詰まらぬ
商人
(
あきんど
)
宿に燻ぶっている
狐鼠狐鼠
(
こそこそ
)
仲買に過ぎなかった。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
こそこそ(狐鼠狐鼠)の例文をもっと
(7作品)
見る
狐鼠々々
(逆引き)
私はもう
後
(
あと
)
は聴いていなかった。
誰
(
たれ
)
を
憚
(
はばか
)
る必要もないのに、
窃
(
そっ
)
と目立たぬように
後方
(
うしろ
)
へ
退
(
さが
)
って、
狐鼠々々
(
こそこそ
)
と奥へ
引込
(
ひっこ
)
んだ。ベタリと机の前へ坐った。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
こそこそ(狐鼠々々)の例文をもっと
(4作品)
見る
密々
(逆引き)
二人
限
(
きり
)
になると、何れも
吻
(
ほつ
)
と息を吐いて、今し方お吉の腰掛けた床の間に膝をすれ/\に腰掛けた。かくて十分許りの間、田舎言葉で
密々
(
こそこそ
)
話し合つた。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
お八重はいはずもがな、お定さへも此時は妙に淋しく名残惜しくなつて、
密々
(
こそこそ
)
と其事を語り合つてゐた。此日は二人共廂髪に結つてゐたが、お定の頭にはリボンが無かつた。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
こそこそ(密々)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
孤鼠孤鼠
(逆引き)
酔漢 (怖れを抱き、やむを得ず銭を老婆に与え忠太郎を振り返って、
孤鼠孤鼠
(
こそこそ
)
と逃げ去る)
瞼の母
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
こそこそ(孤鼠孤鼠)の例文をもっと
(1作品)
見る
窃々
(逆引き)
なんの嘘をつけ熊坂なものか! 昼トンビの
窃々
(
こそこそ
)
だろう! おっと不可ねえ晩だっけ、晩トンビなんてあるものじゃァねえ。どっちみち好かねえ爺く玉さね。帰ってくんな。
天主閣の音
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
こそこそ(窃々)の例文をもっと
(1作品)
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