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くす/\
ふりがな文庫
“くす/\”の漢字の書き方と例文
語句
割合
窃々
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窃々
(逆引き)
会計係が
窃々
(
くす/\
)
笑ひながら答へると、中村氏は腑に落ちなささうな顔をして、小切手を裏返してみたり、
透
(
すか
)
してみたりしてゐたが、暫くすると
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
確
(
たしか
)
に蕪村の声に相違ないので、慶作は不審しながら、入つて
往
(
ゆ
)
くと、
其辺
(
そこら
)
ぢゆうに
箒
(
はうき
)
や
塵掃
(
はたき
)
がごた/\取り散らされて、師匠はひとりで
窃々
(
くす/\
)
笑つてゐる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
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