“くす/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
窃々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
会計係が窃々くす/\笑ひながら答へると、中村氏は腑に落ちなささうな顔をして、小切手を裏返してみたり、すかしてみたりしてゐたが、暫くすると
たしかに蕪村の声に相違ないので、慶作は不審しながら、入つてくと、其辺そこらぢゆうにはうき塵掃はたきがごた/\取り散らされて、師匠はひとりで窃々くす/\笑つてゐる。