“みつみつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
密々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
キャラコさんは、ひとりでブツブツいいながら裏山をおりて川の岸までゆくと、すこしくい込んだ、沢のようになったところに、あさ緑の水草のようなものが密々みつみつと生えている。
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
で、密々みつみつ手筈をし、待ち構えていると出て来ない。宗春だんだん兇暴になった。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
サンフランシスコを出帆しゅっぱんしてからかれらは、密々みつみつ悪い計画をこらした。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)