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くわんのん
ふりがな文庫
“くわんのん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
觀音
71.4%
観音
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
觀音
(逆引き)
例
(
たと
)
へば六
臂
(
ぴ
)
の
觀音
(
くわんのん
)
は
元々
(
もと/\
)
大化物
(
おほばけもの
)
である、
併
(
しか
)
し
其
(
その
)
澤山
(
たくさん
)
の
手
(
て
)
の
出
(
だ
)
し
方
(
かた
)
の
工夫
(
くふう
)
によつて、
其
(
その
)
手
(
て
)
の
工合
(
ぐあひ
)
が
可笑
(
おか
)
しくなく、
却
(
かへ
)
つて
尊
(
たうと
)
く
見
(
み
)
える。
決
(
けつ
)
して
滑稽
(
こつけい
)
に
見
(
み
)
えるやうな
下手
(
へた
)
なことはしない。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
「百梃の鐵砲を買ひ
損
(
そこ
)
ねて、三千兩の大金を棒に振りや、
大概
(
たいがい
)
の武家は腹を切るよ。五百や一貫費ひ込んで、尻喰ひ
觀音
(
くわんのん
)
をきめ込むこちとらとはわけが違ふ」
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
くわんのん(觀音)の例文をもっと
(5作品)
見る
観音
(逆引き)
麻利耶
(
マリヤ
)
観音
(
くわんのん
)
、そんな事を云ふものではありません。あの方もあなたと同じやうに、西洋文明の命の火を胸の中に宿してゐるのですもの。
長崎小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
かまはず韋駄天と向きあつてゐますと、韋駄天とばかり思つてゐましたのが、いつの間にかうつくしい女の姿に変つてゐました。ハテな、とよく見ますと、それは女ではなくて
観音
(
くわんのん
)
さまでした。
天童
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
(
麻利耶
(
マリヤ
)
観音
(
くわんのん
)
に)お
母様
(
かあさま
)
! どうかしてやる訳には参りませんか?
長崎小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
客の一人、わたしは
麻利耶
(
マリヤ
)
観音
(
くわんのん
)
が笑つたやうに見えた。
長崎小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
くわんのん(観音)の例文をもっと
(2作品)
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