“かんのん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
観音87.9%
觀音9.1%
観世音3.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ると、戦時なので、煙硝箱えんしょうばこも、つみだしてあるし、くらの戸も、観音かんのんびらきにいている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
明智はその前に近づいて、鍵をカチカチさせたかと思うと、観音かんのんびらきの戸を、サッと左右にあけて見せました。
青銅の魔人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
といはヾかどほかをもず、はヽさまとならではおにもかじ、觀音かんのんさまのおまゐりもいやよ
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かういふ埴輪はにわ人形にんぎようつくつてゐるときに、朝鮮ちようせんから佛教ぶつきようつたはり、お釋迦しやかさま、彌勒みろくさま、觀音かんのんさまのような佛樣ほとけさまぞうちこまれたのですから、おどろいたのはむりもないのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
浅草の中見世なかみせで買って来たお多福の人形が飾って有り、唐戸からどを開けると、印度物いんどもの観世音かんのんの像に青磁の香炉があるというのでなし、摩利支天様の御影みえいが掛けて有り
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)