“くわんおん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
観音62.5%
觀音37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
観音くわんおんさまのいちだわね。今夜こんや一所いつしよに行かなくつて。あたい今夜こんやとまつてツてもいゝんだから。」
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
わが吉利支丹キリシタンの徒の事蹟をせるを以て、所謂いはゆる「南蛮もの」を蔵すること多からんと思ふ人々もなきにあらざれども、われは数冊の古書のほかに一体のマリア観音くわんおんを蔵するに過ぎず。
わが家の古玩 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
うま觀音くわんおん部衆ぶしゆう
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)