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くりだ
ふりがな文庫
“くりだ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
繰出
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
繰出
(逆引き)
翌
(
あく
)
る日は数千人の見物と参詣の人が、佐久間家の豪勢な屋敷をとりまき、近所の武家屋敷から、仲間足軽を
繰出
(
くりだ
)
して、その整理に忙殺されたほどです。
奇談クラブ〔戦後版〕:15 お竹大日如来
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
見て
居
(
ゐ
)
るとも知らず
源八
(
げんぱち
)
は
餅
(
もち
)
を
取上
(
とりあ
)
げ二ツに
割
(
わつ
)
て
中
(
なか
)
の
餡
(
あん
)
を
繰出
(
くりだ
)
し、
餡
(
あん
)
は
餡
(
あん
)
餅
(
もち
)
は
餅
(
もち
)
と
両方
(
りやうはう
)
へ
積上
(
つみあ
)
げまして、
突然
(
とつぜん
)
懐中
(
ふところ
)
へ
手
(
て
)
を
突込
(
つツこ
)
み
暫
(
しばら
)
くムグ/\やつて
居
(
ゐ
)
たが
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何處
(
どこ
)
から
繰出
(
くりだ
)
したか——まさか
臍
(
へそ
)
からではあるまい——
蛙
(
かへる
)
の
胞衣
(
えな
)
のやうな
管
(
くだ
)
をづるりと
伸
(
の
)
ばして、
護謨輪
(
ごむわ
)
に
附着
(
くツつ
)
けたと
思
(
おも
)
ふと、
握拳
(
にぎりこぶし
)
で
操
(
あやつ
)
つて、ぶツ/\と
風
(
かぜ
)
を
入
(
い
)
れる。
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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