“くむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
66.7%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こゝかしこ見めぐるうち日すでにくれて小屋に入り、内には挑燈てうちんをさげてあかりとし、外には火を焼てふたゝび食をとゝのへ、ものくひて酒をくむ
こゝかしこ見めぐるうち日すでにくれて小屋に入り、内には挑燈てうちんをさげてあかりとし、外には火を焼てふたゝび食をとゝのへ、ものくひて酒をくむ
しかるに初雪しよせつのち十月のころまでにこの二条ふたすぢ小流こながれ雪のため降埋ふりうめられ、流水は雪の下にあり、ゆゑ家毎いへごとくむべきほどに雪を穿うがち水用すゐようを弁ず。
ゆゑに家毎いへごとこのながれもつ井水ゐすゐかはりとし、しかもをけにてもくむべきながれなれば、平日の便利べんり井戸よりもはるかにまされり。
右にいふあみだぼうには水なく、谷川あれども山よりは数丈すぢやうの下をながる、つばさなければくむことあたはず。