“きやうふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
狂風50.0%
驚風50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ますにわたかぜさだかにきこえぬさて追手おつてにもあらざりけりおたか支度したく調とゝのひしか取亂とりみださんはのちまでのはぢなるべし心靜こゝろしづかにといましめることばふるひぬいたましゝ可惜あたら青年せいねんはなといはゞつぼみえだいまおこらん夜半よは狂風きやうふう
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「前の晩まで元氣な犬が、卒中や驚風きやうふうでコロリと死ぬものか。そいつはマチンを食はされたに決つてゐるやうなものだ。前の日變な奴が來なかつたか、聽かなかつたのか」