“ききょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
起居53.8%
欷歔30.8%
崎岠7.7%
貴居7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何でも学位論文を書いているという評判だった。彼は父の軍医と一緒に兵営の中で起居(ききょ)して、もう三十になるのに自分のお金が一文(いちもん)も無いのであった。
跡(あと)は欷歔(ききょ)の声のみ。わが眼(まなこ)はこのうつむきたる少女(おとめ)の顫(ふる)う項(うなじ)にのみ注がれたり。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
これから、外輪紅蓮峰(リム・ボー・チェ)の裾まで八十マイル強、そこの大氷河、堆石のながれ崎岠(ききょ)たる氷稜あり雪崩あり、さらに、風速七十メートルを越える大烈風の荒れる魔所。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
過日絮談(じょだん)の折にお話したごとく某々氏等(ら)と瓢酒(ひょうしゅ)野蔬(やそ)で春郊(しゅんこう)漫歩(まんぽ)の半日を楽(たのし)もうと好晴の日に出掛(でか)ける、貴居(ききょ)はすでに都外故その節(せつ)お尋(たず)ねしてご誘引(ゆういん)する
野道 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)