“ききよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
欷歔71.4%
箕踞14.3%
起居14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世には一人の猶我を愛するものなしと欷歔ききよして叫びし時、否、アントニオと云ふ聲耳に響きて、われは温き掌の我額を撫で、たちまち又熱き唇の其上に觸るゝを覺えき。
知らず長松の下に箕踞ききよして白眼世人を見る底の人物を養成する張本人は誰ぞや、吾人あに独り女学雑誌社中を攻めんや、彼れが代表する一派の傾向に針砭しんぺんする所あらんと欲するのみ。
寤寐ごびにもはなれず起居ききよにもわすれぬ後來のち/\半身はんしん二世にせつま新田につたむすめのおたかなり、芳之助よしのすけはそれとるより何思なにおもひけん前後ぜんご無差別むしやべつ
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)