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すすりな
ふりがな文庫
“すすりな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
啜泣
42.9%
歔欷
35.7%
涕泣
7.1%
欷歔
3.6%
嗚咽
3.6%
欷泣
3.6%
歔唏
3.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
啜泣
(逆引き)
啜泣
(
すすりな
)
きになろうとするのをじっと堪えた。……不断は柔和で打ち沈んだ父だったけれども何んという男らしい人だったろう。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
すすりな(啜泣)の例文をもっと
(12作品)
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歔欷
(逆引き)
わたしの心は
冷
(
ひやや
)
かであった。何の感動もない数分間が過ぎた、そして、わたしは唯、母の
歔欷
(
すすりな
)
く声を聞いただけであった。
三等郵便局
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
すすりな(歔欷)の例文をもっと
(10作品)
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涕泣
(逆引き)
柳麗玉の笑いは
涕泣
(
すすりな
)
きに変っている。
安重根:――十四の場面――
(新字新仮名)
/
谷譲次
、
林不忘
(著)
すすりな(涕泣)の例文をもっと
(2作品)
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欷歔
(逆引き)
彼女は小さい手を荒々しく振り上げて、エミリイを椅子から叩き落しますと、急に
欷歔
(
すすりな
)
きはじめました。セエラが泣くなどとは、今までにないことでした。
小公女
(新字新仮名)
/
フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット
(著)
セエラは両手をひしと顔に押しあてて、
欷歔
(
すすりな
)
きはじめました。セエラが泣くとは——アアミンガアドは、何か今まで気のつかなかったことに気のついた気がしました。
小公女
(新字新仮名)
/
フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット
(著)
すすりな(欷歔)の例文をもっと
(1作品)
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嗚咽
(逆引き)
止め度もなく
嗚咽
(
すすりな
)
いた後で、英国のある老政治家と少女との恋のロオマンスについて彼女特得の
薔薇色
(
ばらいろ
)
の感傷と熱情とで、あたかもぽっと出の田舎ものの老爺に
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
すすりな(嗚咽)の例文をもっと
(1作品)
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欷泣
(逆引き)
と、弥生は
欷泣
(
すすりな
)
きながら言つた。
蒼茫夢
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
すすりな(欷泣)の例文をもっと
(1作品)
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歔唏
(逆引き)
彼は教師の顔色からそれが怒りだす気持でないのを敏感に見て取ると、「先生——あたいは画がうまいだろう?」と言い放った。杉本は唇を噛んでまるで
歔唏
(
すすりな
)
きを堪えるような顔をした。
白い壁
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
すすりな(歔唏)の例文をもっと
(1作品)
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