“歔唏”の読み方と例文
読み方割合
すすりな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は教師の顔色からそれが怒りだす気持でないのを敏感に見て取ると、「先生——あたいは画がうまいだろう?」と言い放った。杉本は唇を噛んでまるで歔唏すすりなきを堪えるような顔をした。
白い壁 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)